転職者プロフィール

性別:女性
現在の年齢:38歳
現在の居住地:神奈川県
転職前の仕事:中小のソフトウェア開発会社のプログラマー
転職後の仕事:大手Sierのシステムエンジニア

(Q)今の具体的な仕事内容を詳しく教えて下さい。

大手SIerで、自社の社員と協力会社社員を合わせた10名ほどのチームのプロジェクトリーダーとして、現在はおもに教育機関向きのwebサービスの設計から開発までを手掛けています。

仕事内容ですが、まずは大手メーカーである客先から要件のヒアリングを行い、それをもとに要件定義書を作成します。そして客先と綿密にコミュニケーションを取りながら、要件から必要な機能を洗い出して機能仕様書に落とし込む作業をします。また、それと同時に必要工数の算出をおこない、要員の確保をするために協力会社社員の面談などを繰り返し、チームメンバーを形成していきます。

メインとなる作業は開発フェーズに入ってからの管理で、チームメンバーの勤怠状況や進捗状況など管理をしながら、不足要員の確保や、メンバーのスキル不足を補うための対策を講じたり、プロジェクトを進める上でのリスクを早めに洗い出して客先と相談をしています。主に客先と開発チームメンバーとの橋渡しが自分の役目であるため、状況によっては双方の言い分の折衝役を務めることもあります。また、自分でもプログラムを書き、進捗の遅れのカバーや新入社員のフォローなども同時に行っています。

テストフェーズでは、上がってきた不具合の内容確認とメンバーのアサイン、不具合修正の件数の集計なども行っています。

(Q)前職はどのような仕事をされていましたか?

中小のソフトウェア開発会社で、ほとんどが大手SIerの下請け(孫請け、ひ孫請け)作業でした。仕事内容はとにかく言われたことを言われたとおりにする、仕様書が誤っていようがいまいがその通りにプログラムを書くのが仕事でした。

そして、不具合が発生した時は、仕様書通りで前もって誤っていることもわかっているのに、自分たちのせいにされ、ひたすら謝る、ということも仕事と割り切っていました。また、客先プロパー社員だけでは技術的に不可能なことを「技術提供」という形で調査、実装していましたが、個人の努力はすべてチームの成果物とみなされてしまうようなところがあり、モチベーションは総じて低かったです。

それとは別に、自社の社員の教育も行っていました。10人ほどを集めてwebシステムについての講習会の講師を担当したり、特に質の悪い新入社員にはプログラムを教えることよりも日本語の文章の書き方から教えることもありました(これはほとんど帰宅後のメールのやり取りで指導していたため勤務時間には入っていませんでした)。 小規模な会社のため、新卒学生の面接や中途採用者の面接、また求人情報サイトに掲載する記事の作成など、技術者でありながら採用にかかわる庶務的なこともやっていました。

(Q)前職から現職への転職理由は何でしたか?

妊娠・出産をきっかけに転職を決意しました。前の会社では産休・育児休暇取得に実績がなく何の配慮もありませんでした。妊娠時に定時退社することすら認めてもらえず、連日終電近くまで仕事をすることもしばしばありました。しかし、さすがに体調を崩してしまい、せめて定時退社できるようにお願いしましたが、0か100かの世界で休業する(させられる)ことになってしまいました。理由は、客先に申し訳ないとのことで、不完全な人間は派遣できない、というような理由でした。終電近くまで働くことが「ふつう」だったため、定時退社は異常事態ということでした。

その時点でかなりの不信はあったのですが、産休・育児休暇からの復帰後の扱いは特にひどく、時短で働く代わりに遠方の客先にアサインされたり、時短勤務を理由に降格や賞与の未支給などがありました。降格については、ある意味責任の範囲が狭くなったので、子育てしながらの仕事には多少のメリットはありましたが、賞与については疑問しかありませんでした。4月入社の新入社員(夏まで客先に出ず研修のみ)は夏の賞与時にいくらかもらえていたにもかかわらず、同じ4月に仕事復帰した自分は客先でお金をもらっているにもかかわらず賞与は0でした。

また、会社の上層部が「子持ちは困る」と遠回しに言ってきたことや、0歳児が保育園で体調を崩しお迎えに呼ばれることが多いことも理解してもらえず、私の(子育ての)怠慢のような言い方をされました。直属の上司も女性であるにもかかわらず、未婚のためあまり理解してもらえず、逆に共働きの男性の同僚社員のほうが相談に乗ってくれることも多いくらいでした。

ほとんど怒りに任せて、転職活動を始めました。最初は自力で転職サイトに登録し、子育て、仕事もしながら履歴書を書いて面接も行くということを1か月ほどしていました。ほとんどの会社ではおもてだって言わないにしても「育休復帰したばかり、子育て中」を理由に断られてしまいました。

転職活動中にエージェントの存在を知り、履歴書の作成や面談先とのスケジュール調整などをやってくれるとのことで登録しました。エージェントは「ちょっと便利な転職サイト」くらいの認識でいましたが、登録の手続きに行くと、勤務条件や個人的な事情についても親身になって聞いてくれ、応募する企業についても双方が納得できるように、とのことで、いいところ悪いところを教えてくれました。子育て中の転職はかなり厳しいと思っていましたが、男性の育休取得率の高いしかも通勤が自宅から近い企業を選んでいただき、面接対策も綿密にしてもらった結果、エージェントに登録して2週間ほどで内定をもらうことができました。

選んだ企業(現職)は、「女性の働き方改革」という点に積極的で、「子育てママが働けない会社は良い会社ではない」と上層部が積極的に女性を採用していたようです。会社規模も大きいため、育休復帰した女性社員が何人もいてノウハウも蓄積されているため、現在では何のストレスもなく働いています。


>>実際にこの方が使った転職エージェントはこちら

(Q)利用したエージェントの評価点を教えて下さい。

使ったのはリクルートエージェントです。評価点まとめてみます。

<1>希望条件での紹介数が多い
<2>スタッフが親身になって相談に乗ってくれる
<3>履歴書対策や面接対策が充実している
<4>スタッフが業界に詳しい
<5>内定決定後、転職後のサポートが充実している


<1>希望条件での紹介数が多い
自分が持っているIT技術がおもにweb系のみだったため、数あるIT企業の中でもweb開発をしている企業に限られていました。ただでさえ女性率の低い業界で、さらに0歳児子育て中、かつ定時退社、そして勤務地は居住している都道府県内に限る、という条件で探していました。それまでの経歴(社歴)からも大手は望めないと思っていたので、紹介数はそれほど多くないのでは?と思っていました。しかし、実際はその条件で数十件の求人票が出てきました。その中から求人票に記載された細かい文章まで読み込んでいくつかに絞り込みましたが、それでも10件ほどありました。一般的に求人募集を出していない(エージェントだけに求人を出している)企業がかなりあるということがわかり、初めからエージェントを使っていれば、と思うくらいでした

自分で転職サイトを探している時は、1週間でやっと1件見つけて応募するといった状態だったため、口頭で条件を話しただけで何件もの紹介を受けるとは思いませんでした。この点は本当にびっくりしました。

<2>スタッフが親身になって相談に乗ってくれる
子育て中であること、保育園にお迎えの呼び出しが来て会社それを報告するのがストレスであったことなど肯定的に受け入れてもらえ、それだけで嬉しく、とても信頼できる方だと思えました。また、子育てしながらの仕事への向き合い方や、同じような女性の前例など話してもらえ、自分が考えたこともなかったようなことに気づかされました。

また、エンジニアとしてのキャリアについても相談に乗ってもらいました。年齢的にも30才を過ぎていたので、いちエンジニアとしてとにかく技術力を高めていくのか、チームリーダーとしての管理能力を鍛えていくのか、将来的に部長以上や役員などを目指して「経営」という視点でも知識を習得していくのか、という話にまで至りました。それまでは目先のこと(子育てと仕事の両立)に精いっぱいで、そればかり考えていたので、自分のキャリアという視点を再確認し、「キャリアアップ」「ステップアップ」という意味での転職活動であることも意識するようになりました。

<3>履歴書対策や面接対策が充実している
就業中かつ子育て中のため、自分で履歴書や経歴書を書く時間がほとんどありませんでしたが、応募する企業向きに経歴書でのアピールポイントなど要点を教えてもらったため、無駄のない経歴書を書くことができました。

面接対策は本当に細かく、応募したい会社が見つかると、過去にその会社を受けた人の前例から面接がどんな雰囲気か、どういった人を相手に面談するのか、面接はどのくらい時間がかかるか、この経歴書だとどんな質問が来るのかなど、事前の対策を細かくしていただけました。面接当日もまず最初にどういった立場の人が出てきてどの部屋に通されて、適性試験を15分以内に実施してから面接、など細かな流れも教えてもらえたので、緊張せずに面接に挑めました。その後の流れ(内定が決まったときどうなるか、ダメだったらどうなるか)などスケジュール的なところも常に気にしてもらえたので、書類の準備や面接準備などは効率よく行うことができました。

<4>スタッフが業界に詳しい

担当してくださったスタッフの方が元エンジニア(?)だったのかもしれません。業界に詳しい方でした。経歴書を見て、まず技術的なミスマッチが起きないように細心の注意を払っていただきました。例えば、web系ならば、インフラなのか、サーバなのか、フロントエンドなのか、またプログラミング言語では「JAVAができます」というだけでなく、どんなフレームワークを使っていたのか(使えるのか、知っているだけか)、というところまで気にしていただきました。私は「フロントエンド寄りのフルスタックエンジニア(何でもやるエンジニア)」といった立ち位置でしたが、「Javascriptが得意で、SQLも書けますが苦手というか嫌いです」という表現から意味を汲み取ってくれ、履歴書作成時のアピールポイントとしてまとめることができました。

業界のトレンドや求人が増えている技術、将来的に主流になるであろう技術についても雑談のような感じで話し、とても興味深く感じました

<5>内定決定後、転職後のサポートが充実している
内定決定後はどのように前の会社を辞めたらよいか、円満退社するための上司へのものの言い方や、お互いが気持ちよく退社できるように交渉する術をアドバイスしてもらいました。実際、前職での引き留めが強く困りました。希望退職日が2か月後であるにもかかわらず「いきなり辞めると言い出すのは無責任!どう責任をとるの?」となぜか詰め寄られ、未練のないはずの会社でしたが、退職しないほうが楽なんじゃないか?と思えるくらい、精神的に追い詰められ挫けそうになりました。しかし、その点も親身になって相談に乗ってくれ背中を押してもらい、円満退職にこぎつけることができました。

現職の会社に入社後は、条件面などで求人票の情報に偽りはないか、面接時の話と異なることはないかなど、担当スタッフから何度か確認の連絡が来ました。また、困ったことがあれば何でも相談してほしいと言われ、とても安心感がありました。入社して一年近くは見守ってくれていた感じです。


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(Q)現職に転職してよかった点は何ですか。大きく2つ挙げて下さい。

<1>ワーキングマザーに理解がある
<2>将来のビジョンがみえてきた


<1>ワーキングマザーに理解がある
「ワーキングマザーに理解がある」これに尽きます。直属の男性上司が共働きの3人の子持ちで、自身も保育園のお迎えで早退することもあるくらいでした。特に、私の入社の前後では、管理職層で出産ラッシュだったらしく、みな男性でしたが育休を取得したり子育ての話題でとても盛り上がっているほどでした。「うちの子が〜」という会話は一日に一回は聞くほどで、それに混ざって管理職層の方と子育てトークで仲良くなることもありました。

仕事面では、実際には、大炎上したプロジェクトにアサインされることもありましたが、原則定時退社は約束されていましたし、それ以上(30分ほど)残業していると、部長クラスが「大丈夫?早く帰りな!」と気を使ってくれました。そもそも非常識な時間の残業をすること自体無理があるという会社方針だったので、IT業界であるにもかかわらず月の残業時間なども厳しく制限されていました。残業をしないことに対して嫌味を言う人など一人もなく、何か言ったとしても「早く帰れていいなあ、俺も早く結婚して子供ほしいなあ、だけど相手いないしなぁ、自己責任だよなあ(笑)・・・」というような雰囲気で和ませてくれ、とても助かっています。

<2>将来のビジョンがみえてきた
前職ではとにかく客先の言いなりで、自分で自分らしい仕事をすることは不可能でした。エンジニアのキャリアとして先が見えなかったので、その点はあえて考えないようにしていたかもしれません。会社の上層部は、とにかくいかお客様を喜ばせるか、そしてお客様からお金をもらうか、ということしか考えていなかったので、「多少できないことでも『できます!』と言え。やってしまえば何とかなる」というスタンスでした。触れたことのない技術を勝手に経歴書に書かれ、できなければ無能扱い。そのような状態にモヤっとする中で、とにかく勉強することでキャリアを積むことができると思っていました。

それが、ただの無茶振りを必死にかわしているだけの状態だったのだと気づいたのが転職した後のことでした。現職では自分のやりたい方法で仕事を進めることができるようになり、自分は今何ができるのか、これから何をすべきなのかを明確にすることができるようになりました。

また、前職では正当な人事評価はされず(おそらく上層部の気分次第)、ろくに昇給はありませんでしたが、現職は項目分けされた評価表に根拠とともに数値化されており、自分の弱点と強味、またそれらが会社からどう評価されているかわかり、それが昇給幅にもつながっているのがよくわかり、自信が持てるようになりました。

(Q)これから転職したい方へ前向きなメッセージを!

まずは、昨今の「働き方改革」という意味でも、かつでのIT業界のイメージとは変わってきています。女性がいない、野郎ばっかり、徹夜ばっかり、帰れない、デスマーチ・・・といったIT企業は今後どんどん減っていくと思われます。特に徹夜・デスマーチという意味では、既婚や子持ちにかかわらず女性が最も敬遠するところで(男性も嫌でしょうけれど)、そのような会社が減るとともにIT業界での女性率が上がっていくのではないか、と勝手に考えています。そして、女性だけでなく、IT業界の男性もイクメンとして家庭で大活躍できることになるでしょう。

IT業界はピラミッド構造です。どんどん下請け会社へと仕事を流していきます。孫請け(三次請け、四次請け〜)となればなるほど自由が効かずお給料も安くなります。特に子育てと仕事を両立させるには、直請けできる規模の安定した会社でなければ厳しいと思います。これは会社のせいというより、業界そのものの構造のせいで、下請けになればなるほど、会社が顧客からもらえる金額が少なくなり、その結果社員に無理強いをせざるを得なくなるのです。そのような会社では子育てそのものを理解してもらうのも、簡単ではありません(これは会社の責任ではなくて、あくまで業界構造のせいなので、会社に悪態をつかないように!)。

ITエンジニアは常に人手不足なので、本来は猫の手も借りたいくらいのはずです。あなたに人並みの技術力さえあれば、たとえ子育て中であっても転職に尻込みする必要はなく、それが逆に良いチャンス(本当に良い会社を見つけるチャンス)になります。特別な、高度な技術力がなくても、人並みに仕事ができるというだけで問題ありません。子育てしながらは無理なので完全に引退する(主婦になる)、という選択肢は本当にもったいないです。ワーキングマザーを受け入れられる会社=余裕がある会社なので、積極的に転職活動をすべきでしょう。孫請け会社にいて子持ちで働いていて、なんとなく会社から孤立した扱い(不当と感じるような扱い)を受けていると思ったならば、良い会社をみつけて、そこで仲間をたくさん作るべきです。同じ境遇の人は意外に多いことがわかります。子育てと仕事の両立にいっぱいいっぱいの生活から脱して、自分自身のキャリアパスと家族の将来が見えるようになって、気持ちに余裕ができると、子供の笑顔も一層かわいらしく見えるようになりますよ!。

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