転職者プロフィール

性別:男性
現在の年齢:38歳
現在の居住地:愛知県
転職前の仕事:システムエンジニア
転職後の仕事:プロジェクトマネージャー

(Q)現職の仕事について教えてください。

現職ではシステム系企業勤務で、自動車業界でのITシステムの構築を行っています。具体的には、自動車の設計情報(CADや部品表、解析結果など)を管理するシステムを構築しています。 設計情報を管理し、設計と後工程のデータ共有を行うことで、コンカレントエンジニアリングを促進するシステムの構築を行っています。システムの性格上、自動車の設計、解析、生産準備、生産技術といった業務を深く知ることができます。そういった知識を生かして、完成車メーカだけでなく、大手サプライヤの業務改革を、ユーザとともに行い、そのうえでシステム開発を行うという仕事の進め方をしております。

いわゆる、コンサルタントとしてユーザサイドに入り込み、システム化企画を行い、そのままプロジェクトマネージャーとしてプロジェクトを推進し、システム完成後には展開、定着まで行います。 システムの規模としては、5000万ぐらいから5億円ぐらいの規模が多いです。規模に幅があるのは、ユーザさんの会社規模に応じて、機能をフィッティングし、システムを構築資するため、同じ設計情報を共有するシステムであっても、規模が異なります。 システムのアーキテクチャは、ほとんどがWeb系の技術をベースにしたシステムです。

(Q)前職とは業務が異なりますか?

前職ではクレジットカード会社向けのインターネットサービスのシステム構築を担当していました。 役割としては、SE、リーダクラスとして、システム開発に携わっていますした。PC用のブラウザ向けのメニューや、携帯、スマホといったモバイル向けのメニューの開発を行っておりました。メニューとしては、

・利用可能額照会や、毎月の請求明細のダウンロードといった一般顧客向けのサービス。
・新規にカード会員をスーパーなどで勧誘する際に使う与信情報の照会する営業活動の支援サービス
・各加盟店がどういう世代の人がなにを購入しているかなどを紹介するマーケティングのサービス


といったもののシステム開発を行って来ました。

基本的には、クレジットカード会社が必要とする機能は会社が違っても同じような機能が多いため、コンサルタントとして、業務改革を行うというよりは、必要な機能をモジュール化して、ユーザの要件に合わせて、部品を組み合わせたり、カスタマイズをしたりすることが多いです。そのため、コンペになると価格で決まることが多かったです。コスト削減のために。海外オフショア先の教育や、標準化なども行いました。具体的には、中国にオフショア会社を作り、そこの会社のメンバーを教育するという仕事にも、携わりました。

(Q)転職理由を聞かせて下さい。

転職をした大きな理由は以下です。

@東京での生活に限界を感じた
A今後のスキルアップを考えた時に不安があった
B転職エージェントの勧めがあった


@の東京での生活に限界を感じた件ですが、前職は東京で働いていました。当時は、まだ独身だったので、職場に1時間圏内のマンションに多少高い家賃であっても生活をすることができました。 ただ、家族を持つとなると、通勤が片道1時間以上かかるところに住むことになり、仕事とプライベートのバランスが保つことができずに、自分の思い描く生活ができないと感じました。前職の収入が非常に多く、都心に住むことができたとしても、子供の育児の環境、学校のことなどを考えると、なかなか都心に住むのも難しいと感じていました。 とは言っても田舎ぐらしをすることも現実的ではないと思い、関西圏、名古屋(東海地方)にIターンでの転職を考えていました。

Aの今後のスキルアップを考えた時に不安があった件ですが、クレジットカードのシステムはコモディティ化しており、いろいろな企業が参入しやすいシステムです。そのため、ユーザがコンペな度でベンダーを選定する理由として、価格が占めるウェイトが大きいです。そのため、いわゆるSEとしてやっているとそこまで単価が大きく上がることがないため、自分の収入も大きく増えることが想像できなかったです。 そのため、コンペなどで価格だけではなく、業務知識などプラスアルファで評価される業界へ転職したいと考えました。 自動車業界は、私は車が好きだったこともあり、勉強することも楽しく取り組めると思い、自動車業界に強い、IT企業への転職に至りました。

Bの転職エージェントの勧めがあった件ですが、転職した会社は、親会社が事業をどんどん拡大しており、そのIT子会社もどんどんと拡張している段階であったので、異業種からの転職でも大きく年収を下げることなく、転職できると強く勧められたので、転職を決意しました。 @、Aの要望は非常に転職をする上では厳しい条件だと思っていました。やはりITの仕事が東京が多ですし、異業種への転職となるとなかなか選択肢がないと思っていました。実際にエージェントに相談するといろいろな求人情報を持ってきていただけて、そういった後押しがあったの最終的には転職を決意できました。エージェントの後押しがなかったら、実際には転職はしていないかったと思います。

(Q)どのエージェントを使ったんですか?

メインはリクルートエージェントですね。下記は私がリクルートエージェントをつかって評価している点です。

<1>求人の数が多かった
<2>働きながらでも転職活動がしやすかった
<3>こちらの希望を親身に聞いてくれた
<4>せかされなかった
<5>面接などの情報が多かった


<1>求人の数が多かった
転職理由でも書きましたが、東京以外で、システム開発の仕事となるとなかなか求人の数が限られるのですが、リクルートエージェントは、業界の雄というだけあり、数は多かったです。 名古屋、大阪の求人も多いだけでなく、静岡や京都など大都市圏の周辺の求人もあり、将来のワークライフバランスも含めた働き方を考えるうえで、非常に選択肢が多かったです。 また、実際に転職活動を始めてから、最初の面接を受けるまでに3か月ぐらいかかっています。その間に、いろいろな求人の紹介をしていただき、新たな求人情報が入ってくる量も多かったです。 そのため、自分の条件に妥協することなく、転職先を選ぶことができました。 多くの会社の求人情報を見るとこちらも選ぶのが大変ですが、気になった会社についてエージェントに尋ねると過去の転職者の事例などを教えていただき、選ぶ際に非常に参考になりました。 求人の数が多いことももちろんとよかったですが、それぞれの求人についても過去の事例なども教えていただき、量・質ともによかったと思います。

<2>働きながらでも転職活動がしやすかった
他のエージェント会社も使ったことがあるのですが、日中にエージェントに会うように言われたり、エージェントとの日程調整がそもそも大変でした。 リクルートエージェントは、土曜日や平日の夜のアポイントが可能であり、日程調整に融通が聞きました。 また、最初はこちらの要望などや、キャリアなどを理解してもらうために、FaceToFaceでの打ち合わせをしましたが、一度理解してもらえたあとは、Webの専用のシステムでやり取りを行ったり、電話で行ったり現職に在籍しながらでも転職活動が行いやすかったです。 また、偶然かもしれませんが、前職のオフィスからかなり近いところにエージェントのオフィスがあり、FaceToFaceでの打ち合わせの行いやすかったです。 最初は私を理解してもらうために、オフィスに近いところで打ち合わせができ、その後はWebや電話で求人情報の紹介を受けます。 そして、いざ気になる求人が出ると、またFaceToFaceで打ち合わせをして、面接に臨むという感じの進め方がよかったです

<3>こちらの希望を親身に聞いてくれた
転職の理由がワークライフバランスと価格競争にならないスキルを身に付けたいという、漠然とした理由でしたので、私の考え方や人となりを理解してもらう必要がありました。 年収がいくら以上とかであれば、非常にわかりやすいのですが、希望が抽象的でした。ただ、そういった希望であっても、話を聞いてくれて、また私の人となりを理解するための質問をたくさんしてもらえました。 実際に求人を選ぶ際にはそういった項目が求人票には書かれてないのですが、担当の方が過去に転職された方の情報や先方の人事に問い合わせをしていただいて、私の考えにフィットするのかを確認していただけました。 まずは、年収や、役割、勤務地などの求人票でわかる情報で絞りこみ、その後、気になる会社をピックアップすると、担当の方がワークライフバランスなどを調べてくれて、転職先を選ぶことができました。 また、Webの画面を使った調べてほしいことをエージェントに伝えることができるので、あまり気兼ねすることなく、自分が納得できるまで情報を収集できました。

<4>せかされなかった
担当者と最初にあってから、面接を受けるまでは3か月ぐらいかかったのですが、途中にあまりせかされませんでした。ネットなどを見ると、リクルートエージェントは3か月で転職の意思がないと判断されるとエージェントとの契約が終わると書いてあるので、私がお世話になった人がたまたま3か月近くになってもせかさない人だったと思います。 次から次へと求人が出てきたので、私もいろいろと見てから決めたい旨を伝えても、特に嫌な顔もせずに、いろいろと求人を紹介していただきました。 求人を紹介されると、早く決めろよみたいな無言のプレッシャーを感じることがありますが、Web上で求人のやり取りをしているので、無言のプレッシャーもなく、精神的にも追いつめられることなく、転職先をきめることができました。 言葉で早く決めてほしいと言われたこともなかったですし、面着で無言のプレッシャーを感じることもなかったので、納得いくまで選ぶことができました。

<5>面接などの情報が多かった
実際に、面接を受けたのが3社なのですが、その会社を受けるときめた際に、必ずエージェントの担当者とあってから面接を受けます。そこでのミーティングで、過去の面接の受験者の感想や向こうからの質問内容などのフィードバックがあり、事前に対策を立ててから、面接に臨むことができました。 また、過去に受けた人が採用/不採用となった場合に、先方の人事の方から、採用の理由、不採用の理由をエージェントは聞いているのですが、その情報もフィードバックがありました。そのため、姑息かもしれませんが、受験予定企業のウケのいい回答や自己PRなどをすることができました。 基本的には、転職者のスキルや人柄などが採用の基準だと思いますが、ウケのいい自己PRなどをすることで、さらに加点を狙うことができたかなと思います。 また、年収なども過去の実績でどのぐらいのスキルでどのぐらいの年収でOKがでたかという情報もあり、採用後の条件の非常に満足いくものでした。


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(Q)転職してみて本音はどうですか?

転職して2つ思うことがあります。

<1>親会社がグローバル企業で規模の大きい会社のため、多様なシステムに携われる
<2>IT子会社に入社したため、SIerよりもユーザに近いところで仕事ができる


<1>親会社がグローバル企業で規模の大きい会社のため、多様なシステムに携われる
一般的な若い会社はベンチャー的な要素が強いですが、ベンチャーの場合は安定性や、福利厚生などの面で不安がありますが、親会社がグローバル企業でその子会社なので、制度面での不安はほとんどありません。そのうえで、若いうちからいろいろなことに挑戦できる文化なので、やる気のある人にとっては非常にいい環境だと思います。また、技術、ノウハウなどは大手SIerと比べても遜色ありません。自分の肌で大規模、グローバルのシステム開発を感じてスキルアップできます。

若いうちから挑戦できる反面、プレッシャーなどもその分大きいので、常に自己研鑽を行う必要がありますが、会社の教育投資は非常に積極的に行っております。毎年スキルチェックを行い、その中で苦手分野やより伸ばす分野を見定めて、翌年の教育プランを練って行きます。そのように座学の教育を受けることができます。親会社のシステム開発を通じて、実地で身に着けていくスキル、充実した教育メニューから身に着けていくスキルの両面からスキルアップを図ることができます。

<2>IT子会社に入社したため、SIerよりもユーザに近いところで仕事ができる
前職では業務知識がコモディティ化しており、将来性に不安を感じていました。自動車業界は開発、量産、販売などの各分野に長年の業務ノウハウが詰め込まれております。その業務知識を身に着けることができれば、より上流フェーズを担当する際に、自分の中に業務知識の柱とITスキルの柱ができ、それらを組み合わせることでユニークな存在になれると考えています。

その中で、IT子会社なので、実際にユーザ部署に常駐などをして、業務を一緒を行うことができます。そこで得られた業務知識は、一般的なコンサルティングファームとは違い、とても深いものになります。 なかなか、一般的なSIerやコンサルティングファームでは得られない知識が多いです。ただし、知識のカバー範囲が狭くなってしまいます。その際には、新しい業務知識を身に着けるために、別の部署に常駐をさせていただき、新しい業務知識を身に着けることで、自分の業務知識に広がりを作ることができます。 先輩などで、各部署2年ぐらい常駐して、要件〜開発〜展開までを行っており、それを5部署、10年近くやっておられる人がいますが、コンサルティングファームやSIerのコンサルタントを打ち負かしており、そういうコアを知識を身に着けることができると思います。


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(Q)これから転職する方へアドバイスを!

私は、クレジットカードのシステムから自動車の設計、生産準備といった業務のシステム開発へと転身したので、異業種からの未経験の転職に近いと思います。そういう人にとって、会社がしっかり出来上がった歴史の長い会社に転職するハードルはすごく高いと思います。転職先の方もかなりの即戦力を求めているケースが多いからです。それでは、未経験でもOKというベンチャーに転職を行うと、福利厚生だったり、労働環境の面で、不安が大きいと思います。そういった人にとって、自分が好きな業界でビジネスをしている会社のIT子会社は非常に魅力的だと思います。会社としての制度などは親会社のものを導入しているケースが多かったり、親会社の施設などをつかえたりします。その上、親会社に比べて、IT子会社は歴史が浅いケースが多いので、若いうちに大きなチャンスが来る可能性が高いと考えます。やる気があって、いろいろなことに挑戦をしたい人にこそ、IT子会社というのはねらい目ではないかなと思います。

そういう方はベンチャーを狙うケースが多いと思いますが、ベンチャーの場合は、自分がスキルアップする舞台(仕事)がなかったりします。また、仕事を獲ることがメインになり、あまりスキルアップにつながらない案件も多いです。 その点、IT子会社の場合は、あるビジネス領域で生き抜いた親会社に様々な部隊が用意されており、自分次第でいろいろとチャンジすることができると思います。

子会社の場合に1点だけ、気を付けないといけないのが、そのIT子会社の位置づけです。 単純にコスト削減のために作られた会社であれば、あまり意味がないです。親会社から切り離すことで、親会社と給与体系を変えて、人件費を抑えることがあります。 そういったことはなかなか一般的な情報(インターネットや、雑誌など)ではわかりにく部分ですが、そういったときに転職エージェントにいろいろと聞くことで、解決できると思います。

いろいろと条件は付けたいと思いますが、あまり付けても結果的に意味がないので、絶対にこれだけは譲れない項目を洗い出して、その条件をエージェントに伝えます。 そして、自分が好きな業界や、よく知ってる業界の会社に狙いを定めれば、仮に未経験であっても、大きな失敗はないと思います。自分の満足度の高い転職ができると思います。 また、そうして転職できると新しい会社でも楽しく、生き生きと働けるます。そうするとおのずと評価も上がっていきますので、さらに高いレベルで自分の思い描いた生活を送ることができると思います。

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